tahi:

最果タヒ「毛布の詩」 2
詩集が発売されました!
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スカートを履くと足のなかがすかすかになるようで違和感がある。外の空気が太腿を泳いでは戻りを繰り返し、ふわりと揺らぐ服が肌を擦っていく。スカートを履いているその姿ではなく自身の感覚だけに気持ちが集中して、うまく履きこなすことは出来なかった。

"そのWasteという字は書き易い字であるのかーー筆のいたずらに直ぐ書く字がありますねーーその字の一つなのです。私はそれを無闇にたくさん書いていました。そのうちに私の耳はそのなかから機をおるような一定のリズムを聴き始めたのです。手の調子がきまって来たためです。当然きこえる筈だったのです。なにかきこえると聴耳をたてはじめてから、それが一つの可愛いリズムだと思い当てたまでの私の気持は、緊張と云い喜びというにはあまりささやかなものでした。然し一時間前の倦怠ではもうありませんでした。
私はその衣ずれのようなまた小人国の汽車のような可愛いリズムに聴き入りました。それにも倦くと今度はその音をなにかの言葉で真似て見たい欲望を起こしたのです。ほととぎすの声をてっぺんかけたかと聞くように。"

— 梶井基次郎
「檸檬」-橡の花、94頁

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Girls like this // her smile.